スチームパンクな世界でデザインフェスタのショー・スペースをジャックした!

2016年11月27日に、東京ビッグサイト開催による大型展示販売イベント・「デザインフェスタ」の会場の中心、ショー・スペースでスチームガーデンチームがパフォーマンスを披露した!

デザインフェスタのタイムテーブルには、以下のように紹介されました。

World of Steam Garden

”19世紀の世界から飛び出した旅行者達と一緒に冒険しよう!
日本のスチームパンクシーンをリードする「スチームガーデン」のチームがデザインフェスタに上陸!”

Meet time-travelers, pirates and adventurers for a taste of Japan’s leading Steampunk event, “Steam Garden”. With live music from “Stella Mira”.

スチームガーデン
www.tokyosteampunk.com
楽団・ステラミラ
www.stellamira.jp

このパフォーマンスのコンセプトは皆で体験できる旅行者たちとの大冒険。

それは「初めてスチームパンクに触れる人に興味を持ってもらうこと」と「観た人が冒険を疑似体験できること」でした。

15:30

ステラミラの多国籍的な音楽の演奏でステージは始まります!!
その瞬間、ホール全体の空気が変わりました。

オープニングの演奏が終わると会場中から拍手が沸き起こります。歓喜の渦の中、この旅の案内人、MCのエマが登場!

「こんにちは。私はエマ。時間旅行者です! と言っても、これから初めて旅にでるところだけど。みんなは“スチームガーデン”って知ってる? 色んな時代の、色んな国の人たちが集まるお祭りなんですって! 私、そこに行って見たいの。」

そう言うと、彼女はおもむろにトランクからダイヤルとボタンのたくさんついた機械を取り出し・・・

「コレはね、おじい様からもらった超小型タイムマシーンなの! 年代物だから、タイムトラベルスポットの近くでしか使えないのが難点だけど。そんなこと構わないわ! さあ! さっそく時間旅行に出発よ!」

「最初はやっぱり、憧れのヴィクトリア時代へ行って見たいわ! ダイヤルをあわせて…スイッチ…オン!」

Trip 1 – Victorian England

とてもスタイリッシュなヴィクトリア朝の女性達が現れました。女性の一人、ダニーの手にひときわ輝くスチームパンクなガジェットはヨゼフ太郎の音楽ライフル「Dapowic」です!

Character Pickup

もう一方の女性、美醜のコンセプトは「ピクニック日和のなか、ボーイ・ハンティングをする貴婦人」。衣装のインスピレーションは1890年代の女性が身に纏っていた「ウォーキング・ドレス」。

このドレスの衣装協力はOZZON JAPAN。ジャケット、ブラウス、レーススカートはそれぞれ日常でも使えるアイテムです。3つの違ったスカートのレイヤリングによってボリュームを出し、イギリスのスチームパンクの代表的なスタイルである「バッスル・ドレス」らしいシルエットを作り出しました!

ベール付き帽子はcorgi corgiの作品です。

[舞台裏の情報]

スチームパンクの代表的なイメージはヴィクトリア朝のイギリスです。エマが最初に呼び出す時代にヴィクトリア朝を選んだのはそういった理由だったんですね。ロンドンの町を歩くお洒落な女性キャラクターがコケティッシュな演技で会場の注目を集めました。

Trip 2 – Meiji Japan

エマが見とれている間に、美醜とダニーは優雅に自分達の時代へと帰っていきました。スチームガーデンについて尋ねる前に・・・

誰に聞いたらスチームガーデンを知っているだろう?
そうだ、”今”ではなく、”昔”の日本だったら!?

そうと決まればさっそく・・・ダイヤルを回して、スイッチオン!

シンと静まり返った空気の中、篠笛の音がどこからともなく響き渡ります・・・
振り替えるとそこには、あでやかな狐の巫女が3人、しずしずと歩み寄って来ました。

雅な音楽に合わせ、ある狐は華麗な剣舞を、ある狐は番傘を手に麗しい踊りを繰り広げます。

エマはまたもや夢中になってスチームガーデンについて尋ねることも忘れ、その光景に魅入っていました。

[舞台裏の情報]

スチームパンクと言うと19世紀のイギリス(ヴィクトリア朝)のイメージが強いですが、スチームガーデンは「日本発信のスチームパンク」です。我々の代表的なスタイルのひとつに19世紀・明治の鹿鳴館や、20世紀・大正ロマンなどの独特な日本の文化を織り混ぜたものがあります。この和洋折衷のオリジナル・コンセプトを海外のスチームパンクファンにも見せたい、そして日本のスチームパンクファンにも ザ・ジャパニーズ・スチームパンクを楽しんでほしいと思っています。

篠笛奏者のゆと、剣舞のかおりと梨恵子。3人の狐巫女のような姿をスチームガーデンらしいワイルドで民族的ファンタジーさを持ったスタイルとして、「ワイルド・イースト」といいます。

かおりと梨恵子のコーディネートの担当は、京都幻想蒸気社中のNatsukoです。衣装極力は和のコルセットデザイナーのSHIKIです。

Character Pickup: Rieko

【梨恵子の衣装コンセプト・オリエンタルで妖美な狐】

・紫の振袖
・生成色のキャミソール
・黒のサルエルパンツ+ フィッシュテールレーススカート
・黒地に金糸銀糸のコルセット

彼女は傘を使い舞い踊る狐です。美しくたおやかなその姿に真鍮のアーマーがアクセントになっています。

カチューシャとコアネックレスがオリエンタルな雰囲気を、首元のチョーカーやたくさんの装飾品が艶やかさをアップさせ、腰元の瓢箪(ひょうたん)には、狐の大好きなお酒が入っています。

ベルトとヘアーアクセントにファーを使用し”狐”らしさを演出。

紫基調の中に緑を加え、オリエンタル・アジアな色合いに仕上げています。

コルセット:SHIKI
カチューシャ:corgi-corgi
ヘッドアクセサリー(コアネックレス):Kemuri装飾店
真鍮アーマー:Yodogawa

Character Pickup: Kaori

【かおりの衣装コンセプト・強く艶やかな狐】

・紅の振袖
・黒地に白レースのキャミソール
・黒のチュールロングスカート
・サスペンダー・ベルト付きコルセット

彼女は剣を使い舞い踊る狐です。

キャミソールのレース・振袖の白い花・剣の鞘など、白を多く用い凛とした雰囲気に、着物に合わせ、アクセサリーは紅色を多く使用しています。

時間旅行を楽しむ狐が時空で迷わないように、ビーズのネックレスに真空管のライトを灯します。

そして耳には時空の狭間でも、正確な時が計れるよう砂時計のピアスを、梨恵子と同じく、かおりの腰にもお酒の入った小さな瓢箪が・・・

瓢箪の紐はコルセット・ベルトと合わせた山吹色です。

コーディネートに使用するネックレスなどはアジアン雑貨店などで購入されたものが多いです。

また紅・山吹色など、コーディネートには日本で古くから愛されている色を大切にしています。

コルセット:SHIKI
砂時計ピアス:Ctrl+S

狐たちが少しずつ遠ざかり、振り返ってエマに手招きをしています。
そこで目の前の光景に魅入っていたエマは我に返り狐達を追いかけようとしますが、鞄に荷物を詰めている間に狐たちは去って行きます。

またしても、スチームガーデンのことを聞き逃してしまいました。

がっかりしたエマがふとタイムマシーンに目をやると、あるボタンに気づきました。

「何このボタン? ”ゼッタイニ押スナ“…? そう言われると押したくなるわよね! 私は冒険者になるんだから!」

ボタンを押した瞬間
「・・・ドン!! ・・・ドン!!」と、低い鼓動のような音が聞こえてきた。
張り詰めた空気の中、暗い歌とともに遠くから何者かが近づいてきます。

Trip 3 – Shamans World

不穏な空気を纏いエマのもとへ近づいて来たのは、恐ろしくも美しいダンサーのLyonとMichelle、そして黒魔術師のLukeでした!

Lukeがエマに呪文のような歌とともに詰め寄ります。驚いたエマは鞄をその場に残したまま時空ポータルへ逃げだしました。そして黒魔術師もそれを追いかけて消えて行きます。

黒魔術が去ったあとも、彼の使い魔によって儀式は続きます。それはとても優美ですが、同時にとても危険な躍りです。観る人は魅了され、たちまち引き込まれてしまうからです。

[舞台裏の情報]

スチームガーデンの世界では、それぞれの民族の魔術が実在しています。そしてその力を使いこなす冒険者たちがいます。

過去のイベントのテーマには、「ロスト・ピラミッド」などの中東や民族系の設定がありました。この世界観を表現するのに妖艶な「トライバル・フュージョン」というダンスのジャンルがあります。ルークのブードゥー的な雰囲気に合わせ、ダンサーのMichelleとLyonがダークなトライバルスタイルの踊りを繰り広げます。

儀式が終わりダンサーが消えた後、エマが息を切らせ戻ってきました。

「びっくりした…! 見つからないうちに違う時空に逃げちゃお! 次はそうね、海が見たいわ! かっこいい船乗りさんと会えたら素敵ね。ダイヤルを回して…エイ!」

Trip 4 – Pirates world

「俺のことかな?」

なんと船は船でも飛行船に乗った空賊、Kenny船長と仲間のGavin、Waltが現れました。
彼らは周りの人達が身に着けている宝飾品を品定めしつつ、騒がしい様子で近づいてきます。
そしてKenny船長はエマの手の中のタイムマシーンに目を付けました。

「お嬢ちゃん、面白い物もってるじゃねえか! 俺にも貸してくれよ!」

気づかないうちにエマの後ろに回り込んでいたWaltとGavinがサッとタイムマシーンを掴み取り、エマが止める間もなくKenny船長の手に渡ります。

「大事なタイムマシーンなのよ、返して!」

Kenny船長はタイムマシーンの操作がわからず、手当たり次第にボタンを押しました。

「誰が出てくるかな?」

Kenny船長がボタンを押す度に、さまざまな時空へと繋がり冒険者達が集まってきました。

「大変! 時空がめちゃくちゃよ! みんなごめんなさい・・・ 私はただ、時間旅行者のお祭り“スチームガーデン”に行きたかっただけなの」

“スチームガーデン”という言葉が出たとたん、それまで賑やかだった冒険者たちが一斉に静まりかえりエマに注目します。
そして静寂を破り、Kenny船長が得意げになってエマに話しかけます。

「“スチームガーデン”? お嬢ちゃん、それなら俺達もこれから行くところだぜ!」

なんと、彼らも目的地を同じくした時間旅行者だったのです。

Trip 5 – Welcome to Steam Garden!

‪一時‬は大惨事・・・と思われ、結果的にスチームガーデンに向かう時間旅行者達が一同に介することとなりました。

目指すは今よりほんの少し未来の、‪2017年4月1日‬と2日。

楽しい船出を前にステラミラが陽気な音楽を奏でました。
張り詰めた空気も一転、一気にお祭り気分に変わり、時間旅行者もステージを見守っていた周りの人々も、たまらず踊り出しました。
一足早く、スチームガーデンの世界を楽しんだ一行は飛行船に乗り込み、2017年4月へと向かうのでした。

Thank you!

デザインフェスタのステージと、このレポートを見てくれた皆さんが、次のスチームガーデンで一緒に時間旅行を楽しんでくれる事をお待ちしています!

Cast & crew:

Stage Manager: 紗和 (紫雲)

Band “Stella Mira“: ミオト | モンク | ショー ‘ゼノ’ | ‘イスカ’ ミズナ| ショルヘーノ| チエミ

Tanbur player: Yawara Inafuku

MC: Ema

Victorian team: 美醜 | Dani

Japan team: 紅桜ゆと川渕かおり | 馬場梨恵子

Shaman team: Michelle Bettridge | Lyon | Luke Chaos

Pirates team: ヴァルトGavin Greene | Kennycreation

Finale scene adventurers: Eldred | ヨゼフ太郎

Japan team stylist: Natsuko

Thanks to everyone who worked so hard to make this show happen.

Special Thanks

衣装協力

OZZON JAPAN : 美醜のジャケット、ブラウス、オーバースカート、アンダースカート。

corgi corgi : 美醜の帽子、エマのヘッドドレス。

SHIKI : かおりのコルセット。

写真の協力

OGAN PHOTOGRAPHY @OganPhotography ogan_photography_

焔 @rose110430

なげ @0456Nage

素敵な写真本当にありがとうございます!

2017-06-01T06:51:30+00:00